■1 遊具を吊るための天井に設置する吊り金物(パイプ・レール・フック)をどこへ頼めばよいか?

 感覚統合療法を実践されようとする施設からよく弊社へ問い合わせがあります。
「床材はどうのようなものがありますか?」
「HPの壁のクッションはどこのものですか?」
「・・・」
とさまざまですが、

特に、質問として多いのは、吊り金物に関することです。

 内容としては、
「どこに頼めばいいでしょうか?」
「どれくらいの強度が必要か?」
「どれくらいかかるものなのでしょうか?」
というものです。

遊具を作っている会社は、いくつか在るのですが、吊り方の細かい方法は指定していません。これは安全の問題があり、避けているとも言えます。また、建築と関わっているため、一般的な方法が提示しにくいこともあります。

しかし、吊り遊具は感覚統合を行うにあたって、なくてはらないものです。

例えば、
「2人で使う遊具を吊るためのパイプの金物の厚みいくら必要か。」
「パイプの太さはいくら必要か」
「鉄筋コンクリートの床や梁に金具をどのように付ければよいか」
「木造の時は、どのようにすればいいか」
と今後も、このような質問は増えていくと思われます。

■2 ゆう建築設計では、吊り金物の製作とその取付を行っております!

 もし、現在吊り遊具の設置の計画をされているなかで、上記のような何か分からない事があれば、いつでも問い合わせ下さい。
弊社では、金物メーカー・㈱タカダと共同で感覚統合で使う遊具用の吊り金物とその設置技術の研究を重ね、実際に下記のように工夫をこらした吊り金物(パイプ・ステンレスレール)の製作とその取付を行っております。金額等のご質問がありましたら、お気軽にご連絡下さい。

製作品の特徴!!


  1. 吊り金物(パイプ)
    ・ 安全な吊り金物を作るため、金物と金物を繋ぐ、溶接やボルトに工夫を凝らしています。

  2. ステンレスレール
    ・ 滑車が走るときの音を軽減するため、樹脂製の滑車を使用しています。
    ・ レールの端部に走った滑車があたるときの音を軽減するため、端部にクッションをセットしています。 

  3. 取付方法
    ・ 吊り金物を支える設置ベースの確かな強度を確保するするため、床(スラブ)に設置ベースを埋め込み、揺れによる引き抜きを低減します。

■3 吊り金物を設置するにあたっての注意点!

 また、今後、吊り遊具の設置の計画がありましたら、お早めに問い合わせしていただければと思います。

 質問のされる方の多くは、
「今、建物の工事をしていまして、もう建物はほぼ出来上がっているんですが、どのように吊り金物をつければいいのでしょうか?」
と、既に建物が建ってしまった後で質問されます。

 しかし、吊り金物の取り付け方は、既に出来上がった建物に後から取り付けるより、当初から吊り金物を取り付ける位置を決め、建物と一体的に計画することでより信頼性の高い取付方法により取り付けることができるからです。
遊具は何人ものお子さんが使うものとなりますので、より安全な方法により計画させていただきたいと思うからです。

また、感覚統合の計画が大きな計画の中で進んでおられるようでしたら、全体の計画としてお話させていただけると思います。弊社は、医療・福祉の建物の企画・設計を専門として行っておりますので、計画の初期段階からお問い合わせいただければ、感覚統合に関する計画も含め総合的な計画のご提案もさせていただけると思います。

右に掲載しております写真は、今年の春、弊社で設計しました宇治武田病院の感覚統合室です。完成から半年ほど経ち、実際にどのように使われているかを、働いておられる作業療法士さんの協力を得てヒアリング調査を行いました。その結果を「感覚統合(SI)療法とその部屋の在り方について-実例の設計内容と実際の使われ方を通して-」として、別のページにまとめていますので、時間があればそちらのページも御覧下さい。
竹之内啓孝






担 当 ; 竹之内 啓孝(タケノウチ ヒロタカ)
e-mail ; takenouchi@eusekkei.co.jp

室内写真1

室内写真2

室内写真3
釣り具
室内写真4
釣り具
室内写真5