作品紹介Works

透析 / 診療所

丸山医院

丸山医院では現在30床の人工透析を行っていますが、患者数も年々増加の傾向にあり、現在の施設と設備では十分なベッド数を確保できなくなってきました。
そこで、同地域での医療を続けつつ、受け入れ人数の拡大をめざし、現在の診療所の近辺で新築することになりました。
これから先の医療や建築の変化を考慮検討した結果、単体の診療所としては現時点ではまだ採用例が少ない免震構造としました。
合わせて、想定される災害時や非常時にも医療が継続できるよう電源や水源の確保も考慮されています。
その他にもコールドドラフトを避ける空調システムの採用など、患者が日々安心して通院し、快適に治療を受けることができる診療所を目指しています。

エントランス

待合

透析室

屋上庭園

面新装置

所在地
京都市右京区
構造
鉄骨造(免震構造)
階数
地上5階
竣工年月
2006年8月