作品紹介Works

児童

淀白鳥保育園 分園

昭和49年創立(定員140名)された保育園です。  現在の社会情勢、地域の特色などを考え、地域の福祉の資源となるべく保育園の在り方を常に考え、感性豊かな・ 心身共に健やかな子どもに育つ事を願い日々保育に励まれています。  平成24年8月に「子ども・子育て支援法の新制度」が交付されました。  そこで、保育所待機児童ゼロの継続に取り組まれている京都市と京阪電気鉄道株式会社が連携され、京阪淀駅の高架下の 保育所設置計画が動き出し、伏見区で大変人気のある淀白鳥保育園にお声が掛りました。

鉄道の高架下を利用する保育園は関東圏では事例は増えつつありますが、関西圏ではまだまだ事例は少なく京都市では初めての事例となりました。  高架下と言えば、暗くて・うるさいイメージですが、ここは高架下約8mとかなりの空間があり、日も差し込み、 騒音も気になりません。高架下のイメージが一転しました。  本園と分園は近接した場所にあり、連携を取りながら様々な子ども達が生活をする場として地域に根差されていく、新しい時代の保育園です。

玄関で園の新しいシンボル白鳥さん親子がお出迎え

新しいシンボルのステンドグラスです オリジナルで製作しました

植栽の間の窓からウサギが外を覗いています

保育室から直接イレへ行けます トイレからもウサギが覗いています

保育室 広々としたワンルーム フローリング床暖房完備 畳コーナーはお昼寝スペース

木製手摺は取り外し可能フルオープンとなります 塗装はもちろん子どもが口にしても安全な製品を 使用しています

沐浴台は、ベット付です 省スペース有効利用

トイレはオープン式 小便器も設置しました。

建築主
社会福祉法人 淀福祉会
所在地
京都市伏見区
用途
保育園(30人)
構造
鉄骨造
階数
地上1階
延床面積
199.07m2
竣工年月
平成27年3月
担当者
秦智子