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病院 / 透析

医療法人若葉会 西条中央病院 透析棟増築工事

建替え前は9ベッドで治療を行われていましたが、2019年1月に建て替えを行い、透析ベッド20ベッドで運営を開始されました。約2年で患者数もいっぱいになり、26+2ベッドの増床を行うことになりました。同法人では明石回生病院でも透析室の増床を行っております。外来透析患者と入院透析患者の治療空間を分けることで感染対策や透析環境の改善にもなると考えています。既設でもインフルエンザ等の感染対策として個室を設けていますが、 さらに今回の増築棟では、スタッフの感染患者への対応についても別ルートを計画するなどの新たな工夫を行っています。  既設建物とは渡り廊下でつながっていますが、感染対策が必要な時には渡り廊下を閉鎖し、増築棟だけで外来患者への対応が可能となっています。 増築棟には、専用出入り口を設けるとともに、透析機器等も新たに増設を行いました。

透析室内部

透析室内ブース

既設透析フロアから渡り廊下接続分をみる

透析棟 専用出入り口

増築部分平面図

増築した透析棟は、敷地の北側奥の段差になった駐車場部分に増築を行いました。既設のバルコニーを一部解体し、既設病室を通路として改修を行っていました。 できる限り敷地を最大に活用するために境界ぎりぎりで擁壁、杭の施工を行っています。

増築棟西面(1階~2階に既存車路を復元)

既設棟との接続部分(既設バルコニーを撤去し接続)

建築主
医療法人若葉会
所在地
東広島市西条昭和町1188番地の一部 ほか
用途
病院
構造
鉄筋コンクリート造 一部 鉄骨造
階数
地上8階建て 増築部分:4階建て
敷地面積
9,363.30㎡
建築面積
約514㎡
延床面積
全体:13,718.60㎡
増築部分:1,576.12㎡
竣工年月
2024年4月