作品紹介Works

病院

明芳外科リハビリテーション病院

長年運営されていた既存の診療所明芳外科医院19床に、一般病床16床を増床して35床の病院となった明芳外科リハビリテーション病院の新築計画です。神戸市須磨区のJR鷹取駅から徒歩5分、山陽電鉄:東須磨駅から徒歩6分、板宿駅から徒歩6分の県道21号線の交差点の角地に立地しています。

計画概要

既存病院の隣地に新病院を建設した後、既存医院を解体後、駐車場とし、最終的には、敷地奥の既存の透析棟と渡り廊下で接続し、病院として一体化する計画です。 敷地は、幹線道路に面しており、交通量の多さによる騒音対策として、病棟外壁面は、バルコニーに一部、壁を配置して部分的に2重壁をファサードデザインとしました。 以前からの通院透析に加え、院長先生の重症透析患者のリハビリの必要性のお考えを反映し、重症透析患者を受け入れられる入院施設として病院の構成を決めていきました。限られた敷地の中で、片廊下構成の病棟計画、将来的にも療養環境として対応ができる病室面積をもつ病室計画としました。

5階:管理部門  4階:病棟(18床) 3階:病棟(17床) 2階:機能回復訓練室、食堂  1階:外来・検査

エントランスホール

エントランスホール

病室(4床室)

玄関

建築主
明芳外科リハビリテーション病院
所在地
兵庫県神戸市須磨区
用途
病院(入院35床)
構造
鉄筋コンクリート造
階数
地上6階
敷地面積
597.82㎡
建築面積
333.08㎡
延床面積
1,380.62㎡
竣工年月
平成25年8月
担当者
河津孝治 , 今津恵美