作品紹介Works

透析 / 診療所

ウメヅ医院

埼玉県西川口駅前のクリニックの移転新築工事です。 角地立地により、各室の道路面からの採光を意図した計画となっています。

■計画内容

 ・既存の有床(一般病床19床)を基に
  透析室:透析ベッドを増床(計31床)

 ・周辺の透析施設にはない入院透析可能な施設計画
  ⇒限られた面積で、主動線(EV)の竪動線から
   各フロアに動きやすい平面計画。

 ・角地を生かした動線分離計画
  外来患者と透析患者の動線分離
  患者とスタッフ動線の分離
  明るい病室、透析室

1階 外来待合
外来患者、通院透析患者の出入りを確認できる位置に配慮した受付・会計カウンター。
外壁(乳白ガラスブロック)に面した、明るい待合

■透析室

2階 透析室(21床)
快適な透析空調:ゆう設計空調を採用。
構造上必要な柱位置をスタッフステーションとすることで患者ベッドを見渡せるレイアウトを採用。
室内には、できるだけ窓を取った明るい透析室。
中央スタッフステーションからガラス越に見通し可能な感染対策室。

3階 透析室(10床)
1フロアに透析室をまとめたかったが、敷地条件により、2フロア構成の透析室とした。
外来透析と入院透析を2フロアで使い分け可能な 2層構成により、透析ベッドを増床。

4,5階 病棟スタッフステーション

4階 病室(4床室)

5階 機械浴室

5階 病室(個室)

■各階構成

1階:外来・検査:診察室、処置室、内視鏡室
分離した透析外来動線を確認可能な受付会計レイアウト。患者動線、スタッフ動線を考えたコンパクトな外来・検査フロア。

2階:透析室(21床)
快適な透析空調:ゆう設計空調を採用。構造上必要な柱位置をスタッフステーションとすることで患者ベッドを見渡せるレイアウトを採用。室内には、できるだけ窓を取った明るい透析室。中央スタッフステーションからガラス越に見通し可能な感染対策室。

3階:透析室(10床)、透析患者待合、更衣室
1フロアに透析室をまとめたかったが、敷地条件により、2フロア構成の透析室とした。外来透析と入院透析を2フロアで使い分け可能な 2層構成により、透析ベッドを増床。

4階:一般病床(10床)
5階:一般病床( 9床)
各病室が外部バルコニーに面した、明るい病室空間。スタッフゾーンのコンパクト化。車椅子収納により、廊下を広く見せる工夫。

6階:管理部門、厨房
スタッフの集う場所を中心として、天井高さを高く、南側バルコニーに面した明るいスタッフゾーン。

所在地
埼玉県川口市並木
用途
透析診療所
構造
鉄筋コンクリート造
階数
地上6階
敷地面積
318.65㎡
延床面積
1274.44㎡
竣工年月
平成26年9月
担当者
河津孝治 , 山崎慎二