作品紹介Works

高齢者

特養 グレイスヴィルまいづる

ユニットは家、家が集まってひとつの村に



"グレイス(GRACE)"という言葉のとおり、入居者が優美にやさしく暮らせる施設を目指して、全室個室・ユニットケア型の特別養護老人ホーム・グレイスヴィルまいづるがオープンしました。

海外の施設にも高齢者ケアの思想を学び、一人一人の高齢者、特に認知症高齢者が豊かに暮らせる住まいを作っていきます。

外部リンク : グレイスヴィルまいづるのホームページ

ヴィレッジを思わせる施設全容

家が建ち並ぶような外観

やさしく迎えてくれるシンボルツリー

竣工式では地元小学校の児童がお祝いに歌を歌ってくれました

皆で集う交流の場があります。

グレイスヴィルまいづるには、ここに住まう人・訪れる人・働く人・近くの人、みんなが集える交流の場所があります


●デイサービス
2階の南向き。明るく開放的な特等席です。リハビリのできるスペースやお昼寝のスペースなど、自分のペースで過ごすことのできる場所も確保しています。
浴室は屋上のデッキ越しに緑の山々が見え、露天風呂の気分です。

●地域交流スペース
玄関を入ったすぐ左、喫茶コーナーもあるお楽しみスペースです。
窓を開けて外に出ると、ウッドデッキが広がります。天気の良い日はここで一休み。人と人との交流が自然に生まれます。

広く明るいデイサービス浴室。のんびりできます。

思わず外に出たくなるウッドデッキ

デイサービスの浴室からは美しい自然が見えます。

地域交流スペースでは地元の皆さんとの交流が楽しみです。

私たちは庭自慢。ユニットにも交流の場にも庭があります。




●ユニットの庭
グレイスヴィルまいづるには各ユニットに個性豊かな庭があります。
各居室から庭が見え、四季の移り変わりを楽しむことができます。
庭は自分たちでアレンジし、”私たちの庭”として大切にします。
バラの庭、英国の庭、日本の庭、はなみずきの庭等々、四季折々にその華やかさ・可憐さを競います。




●交流の庭
交流の場には五感の庭があります。五感の庭はこの施設に暮らす人・訪れる人それぞれが、見て・聞いて・触って・匂いで・味わって楽しめる素敵な庭です。

ユニットのバラの庭:開花が楽しみ。

ユニットの英国の庭園 英国の・・・ってどんな庭?満開が楽しみ。

敷地を入ってすぐにある五感の庭

ユニットの日本庭園:立派な灯篭もあります。

敷地を入ってすぐにある五感の庭

建物間の庭:小さなスペースも必ず植物を。竹の庭

各ユニットには自分たちの色があります。



各ユニットは花の名前を持っています。わすれなぐさ、ひなげし、りんどう、すずらん・・・可憐な花ばかり。
その花に合わせてイメージカラーも持っています。ブルー、ピンク、バイオレット、グリーン・・・心がやさしく楽しくなる住まいです。

楽しいリビング、自分の部屋、どこにいてもくつろげます。

リビング:ここは淡いピンクです。

居室:どの部屋からもお庭が見えます。

お風呂:ユニットカラーのタイル、小さな小窓から見える緑。ほぐれます

洗面台:特注製。食器も洗えて使いやすい。

ユニット名:お花の名前。ここは「あじさい」

玄関ドア:色もデザインもユニットで違います。

所在地
京都府舞鶴市
用途
特別養護老人ホーム・デイサービス
構造
鉄筋コンクリート造
階数
2階建
竣工年月
2005年3月
担当者
近藤吉広