作品紹介Works

障害者 / その他

社会福祉法人 福知山学園 セントラルキッチン 新築工事

外観

エントランスホール

執務エリアはオープンオフィスとし、エントランスを含めた一体的な空間としました。席を千鳥配置としソーシャルディスタンスに配慮した執務スペースの他に、打合せスペースや休憩スペースなどシーンに合わせて場所を選択することができます。
生活の基盤となる食を支える重要な施設であることから、これまでの裏方的な要素を一新し、作業意欲を向上し活力的な空間となるよう空間の在り方や内装にも工夫を凝らしました。開かれた施設を象徴するアイランドキッチンが来客者を出迎えます。

各施設で調理し提供をおこなう従来の調理システムを刷新し、調理部門の集約化・徹底した食品衛生管理・労務環境改善を実現するためにニュークックチル方式を採用したセントラルキッチンを新たに創設しました。
外気処理空調機により新鮮空気を供給し、天井面に設置したフードで排気をおこなう置換換気空調システムを採用しており、開放感のある作業環境を実現しています。

調理室

左:トイレ、右:集水桝

左:トイレの扉は非接触式の自動ドアとし、手洗器と連動して開くシステムとすることで、手指衛生管理を徹底しています。

右:清掃しやすく、汚水やごみ溜まりを防ぐ構造のステンレス製集水桝を採用しています。(HACCP対応製品)

建築主
社会福祉法人 福知山学園
所在地
京都府 福知山市
用途
給食センター
構造
鉄骨造
階数
地上1階
敷地面積
1441.68㎡
建築面積
679.03㎡
延床面積
614.31㎡
竣工年月
令和4年1月
担当者
木下博人